突然ですが
あなたは令和2年の現代で、ポケベルを売る事ができますか?
もし、ポケベルを再ブーム化して販売するマーケティングが出来るなら貴方はどんな事業も大成功させる事が可能でしょう。
現実的に、ポケベルを再ブームブランディングを考える実業家はいないと思います。
なぜでしょう?
答えは簡単です。流行とは沢山の人が必要としない限り発生しないからです。
そうです。いま、ポケベルを必要とする人はいないからですね。
そう考えると不思議なのは、タピオカやパンケーキが流行したのは何故でしょう?沢山の人が必要とした訳は何でしょうか?
感の良い人なら分かりますね。
そうです。インスタグラムです。
インスタグラムで投稿する為に、タピオカやパンケーキを沢山の人が必要としたからです。
インスタグラム
インスタグラムは今や若者だけでは無く、50代60代でも主流なSNSになっています。
インスタグラムで流行る=流行になる
という一つのビジネスブランディングになっています。
お店にお客様を呼ぶ一つの方法なのです。
これは、どんな店舗でも活用できます。
言い方は悪いですが、凄く美味しいカレーよりも
「普通の味で映えるカレー」
を売るお店の方が商品を流行せる可能性が高いって事です。
「映える」って何?そんな事では、現代の店舗経営で波に乗る事は難しいって事です。
インスタ映えを意識する
商品だけでインスタ映えを狙う他に、壁や鏡にアートをあしらって「それを目当てに」来店してもらう方法もあります。
インスタは写真がメインのSNSです。人を魅了する被写体や景色を提供できれば、そのお店や場所に人が集まる仕組みになっています。
たとえ「映え」とは無縁に思える業種ですら、そのギャップを味方に付ければ人集りが出来る可能性があります。
諸刃の剣
ですが、一つ注意が必要です。
令和2年の今、パンケーキもタピオカも流行りは終息に向かっています。
理由は、簡単です。インスタは一度投稿が完了すれば、同じ物を二度三度と投稿したがる人は少ないからです。
そう、インスタ映えだけを狙って開業すると一度だけ大きく利益を生んだとしても短期間で終わりを迎え店舗経営に打撃を与える
諸刃の剣になってしまう可能性があります。
あなたの周りでもすぐに閉店したタピオカ屋さんがあるのではないでしょうか?
インスタに依存しない
インスタの活用は、あくまでも集客の一部でありインスタ映えに依存して店舗経営する事はオススメ出来ない。
インスタ映えに依存した集客の例
アニメのカフェなどはインスタ映えを柱に集客するが、代わる代わる人気アニメとコラボする事により集客しています。
海の家などのアートは、シーズン物として集客できます。
このように、人気アニメ✖︎カフェ・シーズン✖︎アートなど定期的に効果の薄れにくいインスタ映えを考えなければインスタに依存した集客は難しい事が分かります。
インスタの活用方法
では、具体的に店舗の集客にインスタ映えをどう利用するかが重要ななってきます。
飲食店なら、インスタ映えするメニューの開発が必要です。
サロンなら、受付の壁をインスタ映えする壁紙に変える・トイレの鏡にアートを描いてインスタ映えを狙うのも良いでしょう。
旅館やホテルは、インスタ映えする景色を提供しましょう。
アパレル関係なら、店員さんがインスタ映えすれば良いんです。
とにかく、人を魅了する一枚が投稿できればOKです。それの投稿を見た人達がインスタ映えを目当てに来店します。
あとは、そのお客様をリピーターに変える事が出来れば広告費0円で集客が出来てしまうインスタマーケティングの完成です。
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